バンズの原点にして頂点「オーセンティック」!その特徴やおすすめモデルを徹底解説
この記事ではバンズ オーセンティックの特徴や1000日社長がおすすめするモデルを解説! USA企画・VAULTライン・PREMIUMラインなど、オーセンティックのおすすめモデルを紹介しています。
シンプルでクラシックなデザインから、長年世界中で愛され続けるスニーカー、「バンズ オーセンティック(VANS AUTHENTIC)」。
この記事では、オーセンティックの魅力や特徴、そしておすすめモデルについて、元靴屋店員のスニーカーインフルエンサー「1000日社長」と一緒に詳しく解説していきます。
この記事を参考に、あなたにぴったりのオーセンティックを見つけてみてください。
世界的な地位を獲得した定番スニーカーブランドVANS(バンズ)
「バンズ(VANS)」は、1966年にポール・ヴァン・ドーレンとその仲間たちによってカリフォルニア州アナハイムで設立されたブランドです。
当初はカスタムオーダーのみを取り扱っており、希望のサイズと色を選びオーダーする受注生産の方式をとっていました。 この独自の販売方式で人気を集め、1970年代後半には南カリフォルニアのスケートボーダーたちの間で定番アイテムとなりました。
1977年には「オールドスクール(OLD SKOOL)」が登場し、アッパーに施されたジャズストライプ(サーフライン)が大きな話題となりました。
1980年代に入ると、映画「ファーストタイムズ アッド リッジモンド・ハイ」での着用などを通じて国際的な知名度を獲得。
以降、バンズはスケートボード、BMX、サーフィン、スノーボードなどのアクションスポーツシーンでリーダー的存在となり、ファッション業界や音楽業界にも大きな影響を与えました。
バンズの原点オーセンティック(AUTHENTIC)とは?4つの特徴を解説!
オーセンティックはバンズが1966年に最初に発表したモデルで、当初は「#44」と呼ばれていました。
後に「#44」はオーセンティックと改名され、50年以上経った今でもシンプルなデザインが様々なスタイルに愛されています。
ここからは、そんなオーセンティックの特徴や魅力について解説していきます。
1.長年愛され続ける究極のシンプル
オーセンティックの最大の魅力は、そのシンプルなデザインです。1966年の発売以来、変わらぬデザインで愛され続けています。
よく比較されるエラ(ERA)との違いとして、オーセンティックは履き口にパッドが入っておらず、スッキリとした仕上がりになっています。
無駄のないミニマルなデザインが、多くの人々に支持される理由です。
バンズ色々有名なスニーカーあるけど、オーセンティックはその全部の“祖”。
こんなにシンプルでカッコいい靴まじでなかなか無いよ?
2.クラシック感満載のバルカナイズ製法
オーセンティックは、伝統的なバルカナイズ製法によって製造されています。
この製法は、アッパーとソールの隙間に生ゴムを流し込み接着させるもので、スニーカー製造の基礎的な技術の一つです。
接着剤による製法よりコストはかかりますが、キャンバス地とゴムの異素材をしっかりと接着させることで、長年の使用にも耐えられる高い耐久性を実現しています。
高い耐久性とは言ってるけど、バンズは履いてたらどうしてもソールの横の部分が割れてくるのよね。
サイズの選び方で壊れにくさは変わってくるから、正しいサイズ選びがポイント。
3.遊び心のあるヒールパッチ
ヒールには、ブランドを象徴する「OFF THE WALL」のパッチが付いています。
「OFF THE WALL」とは、普通じゃない、変わったやつという意味のスラングで、プロスケーターのトニー・アルバ(Tony Alva)が壁から飛び出す技を決めた際に仲間が叫んだことが由来です。
シンプルなデザインの中に遊び心が見えてくる、まさに「OFF THE WALL」な一足です。
4.バンズの特徴でもあるワッフルソール
オーセンティックには、バンズを象徴するワッフルソールが採用されています。
このソールは高いグリップ力と耐久性を兼ね備えており、スケートボーダーからの支持も厚いです。
シンプルなデザインでありながら機能性も高いワッフルソールが、バンズが長年愛される理由の一つです。
バンズには日本企画とUSA企画があり、両者には違いがあります。
大きな違いはソールの反り方です。
日本企画は歩きやすさを考慮してソールが反らせてあります。一方、USA企画はソール先端が平らな形状になっていて、地面との設置面積が広くなるよう設計されています。
また品番も異なり、USA企画は「VN」で始まり、日本企画は「V」のあと数字がくることが多いです。 購入時には品番の違いを参考にすると良いでしょう。
パッと見そこまで違いが無いから気にしなくていいと思うかもしれないけど、実際見たとき履いたときはまじで全然違うよ。
どっちが良いかで言ったら、圧倒的にUSA企画。ソールが平らで日本企画よりシュッとして見えるんだよね。
逆に日本企画はスタイリッシュ感が薄まっちゃうから、オーセンティックの良さが出し切れてないと思う。
1000日社長おすすめモデル5選
バンズ オーセンティック(VANS AUTHENTIC)に関する魅力や特徴を伝えていきましたが、ここからは数々のスニーカーを見てきた「1000日社長」がおすすめするオーセンティックを紹介していきます。
どんな服装にも合う
VANS AUTHENTIC – BLACK/BLACK
1足目は1000日社長が昔から愛用している、通称「ブクブク」と言われるオーセンティック。
アッパーだけでなくソールも黒色のため、よりシンプルで服装を選ばない一足になっています。
バンズのオーセンティックブクブクはまじで買った方がいい。
スケートシューズだからもちろんストリートにも合わせられるし、ジャケパンスタイルとかにも合う。誰でも履けるし何にでも合うから、とりあえず買っとけスニーカーナンバー1。
スニーカーの完成形
VANS OG AUTHENTIC LX
2足目は「VAULT by VANS(ボルト バイ バンズ)」からの1足。
「VAULT by VANS」とは、バンズの中でも一線を画す特別な復刻ラインとして展開されていましたが、2024年から生産が終了しました。
VAULT by VANSとは…?
2003年スタート。 通常のクラシックモデルよりも強くファッションシーンを意識しており、音楽やアートハイブランドなどのコラボレーションや、マテリアルにこだわった上質で贅沢なモデルを 展開する貴重なレーベル。
VAULTのコレクションの中でもORIGINALSとは、製法もMade in USA時代のディテールを忠実に再現した復刻モデルOGシリーズで展開し、通常ラインとは一線を画している。
そんな「VAULT by VANS」から販売されていたのがこの 「OG AUTHENTIC LX」。
通常のオーセンティックのシンプルなデザインは残しつつも、生地の色の濃さやアウトソールのボリューム感、シルエットなど、全てがアップデートされたモデルになっています。
シンプルなのにどこか無骨なカッコよさというか、そういうのが両立されてるスニーカー他に無いよね。
まじで完成された靴だと思う。
VAULTを逃した方におすすめ
VANS AUTHENTIC REISSUE 44 LX
「VAULT by VANS」の生産が終了し、新たに「VANS PREMIUM(バンズ プレミアム)」が登場しました。
VANS PREMIUMは現代的な設計と洗練されたデザインによってフォルム、フィット感、履き心地を追求した、VANSの新しいスタンダード。
若干の違いはあるものの、「VAULT by VANS」のオーセンティックの雰囲気は残っているため、VAULTのオーセンティックを買いそびれた方、これからオーセンティックを楽しみたい方におすすめの1足となっています。
カラーバリエーションも続々と出ており、これからの展開に注目です。
VAULTのオーセンティックと比べたらちょっと残念だなって思うところもあるんだけど、今売ってるオーセンティックの中だったらカッコいいと思う!
大人な印象のまとめ上げた
VANS AUTHENTIC – (LEATHER)BLACK/BLACK
レザーのアッパーで仕上げたブラックのオーセンティック。 ヒールパッチも黒色にすることで、通常のオーセンティックより大人な印象を与える1足になっています。
これも「ブクブク」と同じくどんな格好にも合うスニーカー。ただこれはブクブクほど買いやすくは無いし、買えたら買うみたいな感じでいいと思う。
高級感を演出する
VANS AUTHENTIC REISSUE 44 LX PIG SUEDE
こちらも「VANS PREMIUM」から、ピッグスウェードのオーセンティック。 毛足の短いピッグスウェードをアッパーに使用することで、キャンバスやレザーとは違った高級感を味わうことができる1足です。
バンズのピッグスウェードの使い方まじで上手いんだよね。
めっちゃ綺麗に染色してくれから、すごい可愛く見えるのよ。
まとめ
バンズのオーセンティックは、その突き詰めたシンプルなデザインから長年愛され続けるスニーカーです。
この記事で紹介した特徴やおすすめのモデルを参考に、自分にぴったりの1足を見つけてください。
ぜひ、この機会にオーセンティックを手に入れて、スタイリッシュで快適なスニーカーライフを楽しんでください。